グローカル環境・防災学研究会

活動報告

シンポジウム 第3回「建設分野におけるAI活用の最前線」を開催 
場所:山口大学工学部(WEB配信を併用したハイブリッド開催)
日時:令年5年9月26日

令和5年9月26日(火)にシンポジウム第3回「建設分野におけるAI活用の最前線」(共催:山口大学グローカル環境・防災学研究会、山口大学地域レジリエンス研究センター)が、山口大学工学部会場とWEB配信とでハイブリッド開催されました。
会場には民間や官公庁、大学から43名、 WEBでは467名が参加しました。
シンポジウムでは、学内外から5名の講師の皆様に、建設分野でも活用が大いに期待されているAIについてご講演いただきました。
最初に山口大学の藤田先生からは、インフラの外観検査のための画像認識技術について、画像処理や機械学習、インタラクティブな処理、深層学習モデルの適用について事例を紹介していただきました。
次に大阪電気通信大学の中原先生からは、建設分野の行程で広く使われている点群データ・画像とAIを用いた取り組みの事例と、それらに関連する最新のAI技術についてお話いただきました。
八千代エンジニヤリング(株)技術創発研究所の藤井氏からは、Chat GPTの基にもなっているようなFoundation Model(基盤モデル)が建設分野でどのように使われているかについて、現在、八千代エンジニヤリング(株)で取り組んでおられる応用事例を絡めてお話いただきました。
国立研究開発法人 防災科学技術研究所の酒井氏からは、土砂災害などの防災・減災において、迅速なデータ提供が必要なフェーズでAIを活かすべき場面がたくさんあり、空からのレーダ衛星データ処理にAIを活用してデータ解析の処理時間を短縮していく課題があることについてお話いただきました。
最後に国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) の木村氏からは、農業水利の観点からニューラルネットワークの研究開発の歴史についてお話いただきました。また、AIを使った排水機場遊水地の水位予測技術の現地適用についてご紹介いただきました。
各講演後にも会場参加者からの質疑があり、大変有意義な場となりました。

  1. 山口大学大学院創成科学研究科 准教授 藤田 悠介 氏 
      講演題目:「外観検査のための画像認識技術の過去・現在・未来」   
  2. 大阪電気通信大学総合情報学部情報学科 講師 中原 匡哉 氏 
      講演題目:「建設分野における点群データと画像を用いた取組事例と技術紹介」   
  3. 八千代エンジニヤリング(株)技術創発研究所 AI解析研究室 室長 藤井 純一郎 氏   
      講演題目:「建設分野におけるFoundation Model活用の可能性」     
  4. 国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門 副部門長 酒井 直樹 氏   
     講演題目:「レジリエントな社会を支える『空からモニタリング』の活用と課題」   
  5. 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門 木村 延明 氏 
     講演題目:「排水機場遊水地のAI水位予測の高度化」   
注)PDFにはパスワードがかかっております。参加申込者にはパスワードをお知らせしております。

講演会「建設用3Dプリンティングに関する事例紹介」を開催 
場所:山口大学工学部(WEB配信を併用したハイブリッド開催)
日時:令年5年6月20日

令年5年6月20日(火)に、第22回グローカル環境・防災学研究会定期講演会「建設用3Dプリンティングに関する事例紹介」がハイブリッド形式で開催され、会員のみWEB58名、会場14名が参加しました。
山口大学大学院創成科学研究科の山田悠二先生から、建設用3Dプリンティングの方式や種類について、さらにセメント系材料に求められる材料特性と課題についてご説明いただきました。
国内の土木への事例紹介では、曲部の縁石を印刷した事例や穴あきブロック制作など、型枠不要で複雑な形状のものも作れる3Dプリンタの利点をわかりやすくご紹介いただきました。
参加者からは補強技術や経済性についての質問が多数あり、建設用3Dプリンティングの可能性について様々な議論がなされました。

講演会「Society 5.0時代における基盤ソフトウェア信頼性評価に対するAIの活用」を開催 
場所:山口大学工学部(WEB配信を併用したハイブリッド開催)
日時:令年5年4月6日

令年5年4月6日(木)に、第21回グローカル環境・防災学研究会定期講演会「Society 5.0時代における基盤ソフトウェア信頼性評価に対するAIの活用」がハイブリッド形式で開催され、会員のみWEB10名、会場13名が参加しました。
山口大学大学院創成科学研究科電気電子工学分野の田村慶信教授から、ソフトウェアの信頼性評価について、数理モデルおよび深層学習を適用した評価の一例についてご講演いただきました。
講演では、ソフトウェアの信頼性を評価するための数理モデルや、バグトラッキングシステムから取得されたデータを用いた深層学習を適用したアプローチについて、実際の数値例を示して具体的にご紹介いただきました。
参加者からは特に数理モデルについての質問が多数あり、質疑応答の時間がより理解を深める機会となりました。

シンポジウム「建設DXの最前線」をWEB開催
場所:Zoomウェビナーを使用したオンライン開催
日時:令年4年9月6日

令和4年9月6日(火)にシンポジウム「建設DXの最前線」(共催:グローカル環境・防災学研究会、地域防災・減災センター)が、WEBにて開催されました.当初は山口大学工学部会場とWEB配信とのハイブリッド開催予定でしたが、台風11号の影響により急遽、完全WEB開催に変更となりました. WEBでは民間や官公庁、一般、大学から437名が参加しました.

シンポジウムでは学外からの講師の皆様に、現在様々な分野で取り組みが進められているDX(デジタルトランスフォーメーション)についてご講演いただきました. 最初に関西大学の窪田先生からは、建設DXやi-Constructionに関わる社会空間情報についてご説明いただき、研究室等で取り組まれている社会基盤情報の3次元計測と活用等についてお話いただきました. 次に山口県土木建築部の河原氏からは、山口県土木建築部のDXに対する体制、現在取り組まれている高度なインフラ監視・点検、戦略的な広報、将来的な取り組みについて等ご紹介いただきました. 公益財団法人リバーフロント研究所の中村氏からは、3次元データを用いた川づくりについて、現場の調査・設計・施工・維持管理の流れに沿って現状と今後の展望についてご講演いただきました. 株式会社荒谷建設コンサルタントの越智氏からは、i-Construction・BIM/CIMやインフラDX等、インフラ分野のDX推進に向けた株式会社荒谷建設コンサルタントの取り組み事例をご紹介いただきました. 最後に株式会社長大の今井氏からは、現在行われているスマートシティ構想の自治体での対応について、また自治体DXと地方創生の取り組みについて、株式会社長大が取り組まれている北海道更別村を例にお話いただきました.
各講演後にも参加者からの質疑応答があり、大変有意義な場となりました.

  1. 関西大学環境都市工学部都市システム工学科 教授 窪田諭 氏 
      講演題目:「3次元社会空間情報の計測とデジタルツインへの活用展開」   
  2. 山口県土木建築部 技術管理課 建設DX推進班 主任 河原和俊 氏 
      講演題目:「山口県における建設DXの取組について」 
  3. 公益財団法人リバーフロント研究所 主席研究員 中村圭吾 氏   
      講演題目:「3次元データを用いた川づくりの現状と展望」   
  4. 株式会社荒谷建設コンサルタント DX推進室 越智貴政 氏   
     講演題目:「地域共生×未来志向で挑むインフラ分野のDX推進に向けた取組み事例紹介」
  5. 株式会社長大 更別営業所ゼネラルマネージャ(更別村スーパービレッジ協議会会長) 今井母土子 氏 
      講演題目:「更別村スーパビレッジ構想における自治体DXと地方創生の取組」 
注)PDFにはパスワードがかかっております。参加申込者にはパスワードをお知らせしております。

講演会「地下水利用に伴う地盤沈下の数値シミュレーションとその不確実性評価に向けて」を開催 
場所:山口大学工学部(WEB配信を併用したハイブリッド開催)
日時:令年4年7月22日

令年4年7月22日(金)に、グローカル環境・防災学研究会定期講演会「地下水利用に伴う地盤沈下の数値シミュレーションとその不確実性評価に向けて」がハイブリッド形式で開催され、会員のみWEB23名、会場12名が参加しました。
東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻地球環境システム学講座の愛知正温先生から、地盤沈下予測における不確実性評価の現状についてご講演いただきました。
講演では、具体的な数値シミュレーションを使った地盤沈下量予測技術についても、東京への適用事例も交えてご紹介いただきました。
質疑応答では会場の聴講者から様々な質問があり、今後の課題を含めて活発に議論がなされました。


講演会「先端技術を活用した干潟の生物生息場の把握」を開催 
場所:山口大学工学部(WEB配信を併用したハイブリッド開催)
日時:令年4年3月22日

令年4年3月22日(火)に、グローカル環境・防災学研究会&環境DNA研究コンソーシアム講演会「先端技術を活用した干潟の生物生息場の把握」がハイブリッド形式で開催され、会員のみWEB22名、会場7名が参加しました。
以下の内容でご講演いただき、UAVや環境DNAを用いて、干潟という特殊な環境・地形における生物の広域分布を推定する方法について多数質問がありました。
また、他生物への応用についても活発に議論がなされました。

  1. 九州大学大学院農学研究院・助教 小山彰彦 氏
      講演題目:「UAV-SfMと環境DNAによるカブトガニのモニタリング技術構築の試み」
  2. 山口大学大学院創成科学研究科・准教授 山本浩一
    講演題目:「UAVを用いたカブトガニ幼生個体検出および生息分布推定」
  3. 山口大学大学院創成科学研究科・准教授(特命) 中尾遼平
    講演題目:「汽水域でも通用する環境DNA調査・分析手法の検討」

「建設分野におけるAI活用の最前線」をハイブリッド開催 
日時:令和3年11月16日

令和3年11月16日(火)にグローカル環境・防災学研究会主催シンポジウム「建設分野におけるAI活用の最前線」が会場開催とオンラインのハイブリッドで開催されました.
建設分野のみならず、自然環境、医学に至るまで、AIの基礎から各分野での技術の活用についてご講演いただきました.
対面開催の会場では、十分な感染症対策を行ったうえで人数を制限して約20名が聴講し、WEBでは民間や官公庁、一般、大学から416名が聴講しました。ご講演中にも双方向のコミュニケーションがとりやすく、大変有意義な場となりました.

  1. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 河村圭
    講演題目「インフラ点検におけるAIの活用」講演資料PDF
  2. 日本工営株式会社 中央研究所 古木宏和 氏
      講演題目「土木技術の暗黙知とAI」 講演資料PDF
  3. 株式会社建設技術研究所 国土文化研究所インテリジェンスサービスプラットフォーム 山脇正嗣 氏
      講演題目「AIによる河川カメラ監視の高度化に向けた取組み事例紹介」講演資料PDF
  4. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 赤松良久 
      講演題目「AI画像解析に基づく水生生物生息場評価の可能性」 講演資料PDF
  5. 山口大学大学院医学系研究科システムバイオインフォマティクス講座・教授
    (AIシステム医学医療研究教育センター・センター長) 浅井義之
      特別講演「医学医療におけるAIとシステムバイオロジーの協奏」 講演資料PDF
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「流域治水を考える」をWEB開催 
日時:令和3年8月20日

令和3年8月20日(金)にグローカル環境・防災学研究会講演会「流域治水を考える」がWEBで開催されました。
徳島大学の鎌田先生からは、流域治水やグリーンインフラの概要や意義について、実例を踏まえた丁寧な説明とともに、アメリカにおけるグリーンインフラを活用した治水の成功例についてご講演いただきました。
滋賀県立大学の瀧先生からは、流域治水の先駆的事例として、滋賀県での統合水理モデルを用いたリスク評価や流域治水対策の評価について幅広くご講演いただきました。
民間や行政、一般、大学、学生ら469名が参加し、質疑応答も大変に盛り上がりました。

  1. 徳島大学大学院 社会産業理工学研究部(理工学域) 教授 鎌田磨人 氏
      講演題目:「流域治水のためのグリーンインフラとガバナンス」 講演資料PDF
  2. 滋賀県立大学 環境科学部 湖沼流域管理研究センター 准教授 瀧 健太郎 氏
    講演題目:「流域治水の展望と課題 〜 滋賀県の事例から〜」講演資料PDF
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「災害時のメディアの役割と課題」と題して、広島経済大学メディアビジネス学科の後藤心平先生(元tysテレビ山口アナウンサー)のWEB講演会を開催 
日時:令和3年5月24日

令和3年5月24日(月)にグローカル環境・防災学研究会講演会「災害時のメディアの役割と課題」がWEBで開催されました。後藤先生からは、過去の災害を契機に見直された災害報道の工夫や変化について、メディア発信側の目線でわかりやすくご紹介いただきました。民間や行政、一般、大学、学生ら178名が参加し、質疑応答も活発に行われました。
講演資料PDFはこちら。 注)PDFにはパスワードがかかっております。参加申込者にはパスワードをお知らせしております。  

     

「令和2年7月豪雨災害調査報告会」をWEB開催 
日時:令和3年4月19日

 令和3年4月19日(月)にWEBにて令和2年7月豪雨災害調査報告会が開催されました(グローカル環境・防災学研究会,地域防災・減災センター共催、後援:土木学会中国支部)。報告会では河川や土砂災害の調査に加えて、避難行動に関する調査など幅広い切り口から報告がなされました。 当日は官公庁,民間企業,一般の方々,大学から合計409名が参加し,講演および総合討議では様々な質疑が飛び交い,大変有意義な場となりました。

  1. 九州工業大学大学院工学研究院建設社会工学研究系・准教授 重枝未玲 氏
    講演題目:「令和2年7月九州豪雨災害の調査報告 〜球磨川・筑後川流域を中心にして〜」 講演資料PDF
  2. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 赤松良久
    講演題目:「令和2年7月豪雨における球磨川上流部の河川氾濫の実態解明」講演資料PDF
  3. 宮崎大学工学教育研究部・教授 末次大輔 氏
    講演題目:「令和2年7月九州豪雨地盤災害調査報告」講演資料PDF
  4. 宮崎大学工学教育研究部・助教 神山 惇 氏
    講演題目:「令和2年台風10号による宮崎県椎葉村における斜面災害について」 講演資料PDF
  5. 熊本大学大学院先端科学研究部・教授 /くまもと水循環・減災研究教育センター長 柿本竜治 氏
    講演題目:「防護動機理論と状況認識理論に基づく避難行動分析」 講演資料PDF
  6. 琉球大学工学部工学科社会基盤デザインコース・准教授 神谷大介 氏
    講演題目:「豪雨災害時における老人介護福祉施設の対応と課題」 講演資料PDF
注)PDFにはパスワードがかかっております。参加申込者にはパスワードをお知らせしております。
発表データは暫定的なものであり今後修正の可能性があります。


「IoT時代の基盤理論を目指して〜ミクロで記述するマクロなシステム制御理論〜」と題して、山口大学大学院 創成科学研究科 電気電子工学分野の足立亮介先生のWEB講演会を開催 
日時:令和3年1月21日

 令和3年1月21日(木)に定期講演会「IoT時代の基盤理論を目指して〜ミクロで記述するマクロなシステム制御理論〜」がWEBで開催されました。足立先生からは、システムのミクロな関係として,ネットワーク上の隣接関係からシステムの安定性を判別する方法,またマルチエージェントシステムの合意問題やSIRモデルの安定解析に適応した例をご紹介いただきました。民間や行政,学生らおよそ50名が参加し、斬新なプレゼンテーションに魅了される講演会となりました。
 

     

グローカル環境・防災学研究会、地域防災・減災センター共催「令和2年九州豪雨災害速報会」を開催
WEB速報会 
日時:令和2年8月24日

 令和2年8月24日(月)にWEBにてグローカル環境・防災学研究会、地域防災・減災センター共催速報会が開催され、官公庁、民間、一般、大学、学生ら約220名が参加しました。以下の内容でご講演いただき、大変有意義な速報会となりました。

  1. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 山本晴彦
    講演題目:「2020年7月の梅雨前線豪雨により熊本県の球磨川流域で発生した洪水災害の概要」 講演資料PDF
  2. 九州大学大学院工学研究院・教授 矢野真一郎 氏
    講演題目:「令和2年豪雨による球磨川と筑後川の被災状況について」講演資料PDF
  3. 熊本大学大学院先端科学研究部・教授 椋木俊文 氏
    講演題目:「令和2年九州豪雨地盤災害状況報告」講演資料PDF
  4. 山口大学大学院創成科学研究科・准教授 渡邊学歩
    講演題目:「令和2年豪雨災害による橋梁構造物の被災状況報告」 講演資料PDF
  5. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 榊原弘之
    講演題目:「過去の事例・取り組みから見た介護施設の水害対策の課題」 講演資料PDF
注)PDFにはパスワードがかかっております。参加申込者にはパスワードをお知らせしております。
発表データは8/24時点のものであり、今後追跡調査によって見方が変わってくる可能性もあります。 
      

シンポジウム「建設分野におけるAI活用の最前線」を開催
WEBシンポジウム 
日時:令和2年7月1日

 令和2年7月1日(水)にWEBにてグローカル環境・防災学研究会主催シンポジウムが開催され、官公庁、民間、一般、大学、学生ら約300名が参加しました。以下の内容でご講演いただき、大変勉強になる講演会となりました。

  1. 山口大学大学院創成科学研究科・准教授 間普真吾
    講演題目:「深層学習の基礎知識と応用事例紹介」 講演資料PDF
  2. 東京大学大学院工学系研究科・特任准教授 全 邦釘 氏
    講演題目:「インフラメンテナンスにおけるAI活用の展望」講演資料PDF
  3. 日本工営㈱先端研究開発センター 一言正之 氏
    講演題目:「河川・水防災分野でのAI活用」講演資料PDF
  4. 国際航業㈱ 西日本国土環境保全部 環境グループ 前川侑子 氏 他
    講演題目:「国際航業におけるAI活用の取り組み事例」 講演資料PDF
  5. 八千代エンジニヤリング㈱ 技術創発研究所 AI解析研究室 藤井純一郎 氏
    講演題目:「画像認識を用いた交通量調査システムTRAVICについて」 講演資料PDF
注)PDFにはパスワードがかかっております。参加申込者にはパスワードをお知らせしております。

「新型コロナウイルスの拡散・収束に関するダイナミックモデル解析」と題して、広島大学名誉教授・山本民次先生(流域圏環境再生センター センター長)のWEB講演会を開催 
日時:令和2年6月18日

 令和2年6月18日(木)にWEB講演会「新型コロナウイルスの拡散・収束に関するダイナミックモデル解析」が開催されました。山本先生は水圏生態系の環境保全・修復・再生,特に生態系モデルによる物質循環解析を行われてきましたが、この度の新型コロナの蔓延に対しても感染症モデルを独自に改良され,新型コロナの拡大・収束の予測結果をご講演いただきました。民間や行政,学生らおよそ70名が参加し、大変有意義な講演会となりました。
 

「過去の巨大地震と津波堆積物」と題して、岡村 眞先生(高知大学防災推進センター客員教授・高知大学名誉教授)の講演会を開催
場所:山口大学工学部 
日時:令和2年2月20日

 令和2年2月20日(木)に山口大学工学部において、講演会「過去の巨大地震と津波堆積物」が開催されました。津波堆積物という地質学的研究や,長い歴史から原因を解明するプロセスなどご講演いただきました。民間や行政,学生らおよそ80名が参加し、大変有意義な講演会となりました。
 

速報会「令和元年台風19号豪雨災害調査速報会」を開催
場所:山口大学工学部 
日時:令和元年12月17日

 令和元年12月17日(火)に山口大学工学部において、令和元年台風19号豪雨災害調査の速報会が開催されました。速報会では民間や行政,学生らおよそ120名が参加し、以下の内容でご講演いただきました。

1. 山本 晴彦 (山口大学大学院創成科学研究科・教授)
講演題目:「2019年台風19号により発生した千曲川流域の洪水災害」
2. 赤松 良久(山口大学大学院創成科学研究科・准教授)
講演題目:「令和元年台風19号による河川災害」
3. 鈴木 素之 (山口大学大学院創成科学研究科・教授)
講演題目:「台風19号による土砂災害~宮城県丸森町を中心として~」
4. 森 啓年 (山口大学大学院創成科学研究科・准教授)
講演題目:「令和元年台風19号による那珂川・久慈川の河川堤防の被災調査」
5. 長井 正彦(山口大学応用衛星リモートセンシング研究センター・センター長)
講演題目:「台風19号豪雨災害における衛星データ利用について」
          

講演会「地盤・地質技術に関する講演会」を開催
場所:山口大学工学部 
日時:令和元年12月10日

 令和元年12月10日(火)に山口大学工学部において、地盤・地質技術に関する講演会が開催されました。民間や行政,学生らおよそ60名が参加し、大変有意義な講演会となりました。

第1部 「土木分野における物理探査を用いた地質調査 」      講演試料PDF
          講師:横矢 直道(九州工業大学、九州産業大学、西日本工業大学非常勤講師など)
第2部 「災害に近づく生活の場」               講演資料PDF
           講師:上野 将司(応用地質株式会社 社友)
          

「京都 千年の地下水脈」と題して、関西大学環境都市工学部都市システム工学科の楠見晴重教授の講演会を開催
場所:山口大学工学部 
日時:令和元年11月1日

 令和元年11月1日(金)に山口大学工学部において、定期講演会が開催されました。京都盆地の地下水賦存量を数量化するという工学的な研究内容とともに、地下水と京文化との関わりについてご講演いただきました。 民間や学生らおよそ50名が参加し、大変有意義な講演会となりました。

シンポジウム「建設分野におけるUAV活用の最前線」を開催
場所:山口大学工学部 
日時:令和元年9月24日

 令和元年9月24日(火)に山口大学工学部においてグローカル環境・防災学研究会主催シンポジウムが開催され、官公庁、民間、一般、大学、学生ら約100名が参加しました。以下の内容でご講演いただき、大変勉強になる講演会となりました。

  1. 山口大学大学院創成科学研究科 准教授;宇宙航空研究開発機構(JAXA) 研究開発員 神野 有生
    講演題目:「UAV写真測量技術の現状と注意点」 講演資料PDF
  2. 高知工業高等専門学校ソーシャルデザイン工学科 准教授 岡田 将治
    講演題目:「UAVを用いた効率的な河道・樹木管理,ダム貯水池地形計測への応用」 講演資料PDF
  3. ルーチェサーチ株式会社 代表取締役 渡辺 豊
    講演題目:「UAVレーザ/グリーンレーザ計測の実例とその活用」 講演資料PDF
  4. 復建調査設計株式会社 空間情報部 情報技術課 前田 憲冶
    講演題目:「UAV用いた3次元計測の事例報告」 講演資料PDF
  5. 日本ミクニヤ㈱ リスクコンサルティング事業本部 技術部長 市村 康
    講演題目:「空撮によるアサリ生息適地推定」 講演資料PDF
注)PDFにはパスワードがかかっておりますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください。

「平成30年7月豪雨時の広島県の洪水の実態と開水路流三次元流れ・土砂輸送解析法の紹介」と題して、広島大学・内田龍彦准教授の講演会を開催
場所:山口大学工学部 
日時:令和元年7月22日

 令和元年7月22日(月)に山口大学工学部において、定期講演会が開催されました。昨年西日本を中心に広い範囲で記録された平成30年7月豪雨時の広島県の実態や、土砂輸送の解析法について広島大学の内田龍彦准教授に講演していただきました。 昨今、毎年のように頻発する水害・土砂災害へ対応する最先端の研究についてご講演いただき、大変有意義な講演会となりました。

「佐波川総合水防演習」にて、展示を開催
場所:山口県防府市 佐波川
日時:令和元年5月25日

 令和元年5月25日(土)に山口県防府市の佐波川において、「佐波川総合水防演習」が開催され(主催:国土交通省中国地方整備局、山口県、防府市、周南市、山口市)、消防や警察、自衛隊、近隣の幼稚園、小学校、市民等900人以上の方が参加しました。 当研究会からは、創成科学研究科 榊原弘之教授、森啓年准教授、赤松良久准教授が参加しました。当日は炎天下の中、県知事村岡様、議員江島様、北村様をはじめ子供から大人まで多数の方が展示ブースに足を運んでくださり、パネルを熱心に見学したり、体験を楽しんでくださいました。
<展示ブースの内容>
・堤防の被災に関する紹介
アンケート・ヒアリング調査に基づいた高齢者福祉施設における水害対策の課題分析の紹介
ドローンを用いた研究事例紹介
MR(複合現実)を用いた河川流域環境の教育ツールの開発ポスターの展示
・MR体験やドローンの映像確認体験

         

「Deep Learningの研究動向とその応用事例」と題して、山口大学・間普真吾准教授の講演会を開催
場所:山口大学工学部
日時:平成31年4月26日

 平成31年4月26日(金)に山口大学工学部社建会議室において、定期講演会が開催されました。近年注目度が高く、土木分野でも広く活用されつつあるDeep Learningについて本学知能情報工学科の間普先生にご講演いただき、大変勉強になる講演会となりました。 スライドはこちらにて公開しております。パスワードがかかっておりますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください。

報告会「西日本豪雨災害調査団(中国地区)報告会 」を開催
場所:岡山大学津島キャンパス 環境理工学部 104 教室
日時:平成31年3月15日

 平成31年3月15日(金)に岡山大学津島キャンパス 環境理工学部 104 教室において、「西日本豪雨災害調査団(中国地区)報告会」が開催され(主催:土木学会水工学委員会水害対策小委員会、共催:グローカル環境・防災学研究会)、 官公庁、民間、一般、大学、学生ら約90名が参加しました。以下の内容でご講演いただき、大変勉強になる講演会となりました。

  1. 広島工業大学環境学部・准教授 田中 健路
    講演題目:「梅雨前線の停滞に伴う中国地方の大雨について」
  2. 京都大学防災研究所・准教授 佐山 敬洋
    講演題目:「西日本全体を対象にした降雨流出特性の解析」
  3. 岡山大学大学院環境生命科学研究科・教授 前野 詩朗
    岡山大学大学院環境生命科学研究科・准教授 吉田 圭介
    講演題目:「岡山県の河川災害」
  4. 広島大学院工研究科・准教授 内田 龍彦
    講演題目:「広島県の河川災害」
  5. 東京理科大学理工学部・教授 二瓶 泰雄
    講演題目:「小田川の洪水氾濫状況と三篠川の橋梁被害」
  6. 琉球大学工学部・准教授 神谷 大介
    講演題目:「西日本豪雨における気象情報と避難情報について」

体験セミナー「簡易型地下水流向流速計による地下水流向流速計測」を開催
場所:山口大学工学部「志」イノベーション道場,東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター
日時:平成31年2月26日,平成31年2月27日

 平成31年2月26日(火)に山口大学工学部「志」イノベーション道場において、「簡易型地下水流向流速計による地下水流向流速計測」体験セミナーが開催され (主催:グローカル環境・防災学研究会、共催:山口県測量設計業協会、中国地質調査業協会(山口県支部)、協力:大起理化工業株式会社)、官公庁、民間ら約50名が参加しました。 27日(水)には東京工業大学キャンパス・イノベーションセンターにおいても体験セミナーが開催されました。参加者の方々に流速計の特性を理解していただき、さらに現場の技術者からの貴重なフィードバックをいただくことができました。

講演会「斜面の安定対策に役立つ地形・地質の見極め方」を開催
場所:山口大学工学部
日時:2018年12月18日

 平成30年12月18日(火)に山口大学工学部E11講義室において、斜面の安定対策に役立つ地形・地質の見極め方の講演会が開催され(主催:グローカル環境・防災学研究会、後援:山口大学応用衛星リモートセンシング研究センター)、 官公庁、民間、一般、大学、学生ら90名が参加しました。講演者様の取り組みについても具体的な事例を交えてご講演いただき、大変勉強になる講演会となりました。
応用地質株式会社 技術本部 社友 上野 将司
講演題目:「斜面の安定対策に役立つ地形・地質の見極め方」講演資料PDF

山口大学公開授業「~災害時の最新の健康危機管理を学ぶ~災害対策における公衆衛生看護活動と課題」を開催
場所:山口大学医学部
日時:2018年12月13日

 平成30年12月13日(木)に山口大学医学部保健学科総合研究棟1階S1講義室において、~災害時の最新の健康危機管理を学ぶ~災害対策における公衆衛生看護活動と課題と題し公開授業が開催され (共催:山口大学大学院創成科学研究科都市・社会システム工学研究室、山口大学工学部社会建設工学科グローカル環境・防災学研究会、山口大学大学院医学系研究科保健学専攻地域看護学分野)、官公庁、民間、一般、大学、学生ら120名が参加しました。

講演会「近年の豪雨災害に学ぶ防災・減災」を開催
場所:山口大学工学部
日時:2018年11月10日

 平成30年11月10日(土)に山口大学工学部D11講義室において、近年の豪雨災害に学ぶ防災・減災の講演会が開催され(主催:グローカル環境・防災学研究会、 後援:山口大学応用衛星リモートセンシング研究センター、九州・中国・四国大学地域防災連絡会議・リモートセンシング部会)、官公庁、民間、一般、大学、学生ら85名が参加しました。以下の内容でご講演いただき、大変勉強になる講演会となりました。

  1. 山口大学大学院創成科学研究科・准教授 長井 正彦
    講演題目:「災害対応における宇宙インフラ利用の挑戦」
  2. 九州大学大学院工学研究院環境社会部門・教授 矢野 真一郎
    講演題目:「2度の九州北部豪雨から得た教訓」
  3. 愛媛大学大学院理工学研究科・教授 森脇 亮
    講演題目:「西日本豪雨災害における愛媛県の被害の特徴」
  4. 岡山大学大学院環境生命科学研究科・教授 前野 詩朗
    講演題目:「西日本豪雨災害における岡山県の被害の特徴と課題」
  5. 広島大学大学院工学研究科・教授 土田 孝
    講演題目:「西日本豪雨災害における広島県の被害について -「相乗型豪雨災害」とその特徴-」

速報会「平成30年西日本豪雨災害調査速報会~平成25年山口・島根豪雨災害から学ぶ~」を開催
場所:山口大学工学部
日時:2018年7月27日

 平成30年7月27日(金)に山口大学工学部D11講義室において、平成30年西日本豪雨災害に関する調査の速報会が開催され(主催:グローカル環境・防災学研究会、後援:土木学会水工学委員会水害対策小委員会、公益社団法人土木学会中国支部)、 官公庁、民間、一般、大学、学生ら103名が参加しました。速報会では、併せて平成25年山口・島根豪雨災害に関して、災害発生から5年後の研究成果についても講演をいただきました。

  1. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 朝位 孝二
    講演題目:「平成30年西日本豪雨災害の概要および平成25年山口・島根豪雨の概要・復旧状況」 講演資料PDF
  2. 山口大学大学院創成科学研究科・准教授 渡邊 学歩
    講演題目:「倒壊した鉄道橋の被災メカニズムの解明と倒壊防止対策」 講演資料PDF
  3. 東京理科大学理工学部・教授  二瓶 泰雄
    講演題目:「近年の豪雨災害における洪水氾濫状況の比較」 講演資料PDF
  4. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 清水 則一、同 特任助教 川本 康司
    講演題目:「平成30年西日本豪雨災害における山口県内の斜面崩壊調査」 講演資料PDF
  5. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 鈴木 素之
    講演題目:「過去1000年間の災害史における平成30年西日本豪雨災害および平成25年山口・島根災害」 講演資料PDF1  講演資料PDF2
    お断り:講演タイトルはプログラム公開時のものから若干変更させていただきました。ご了承ください。
  6. 琉球大学工学部・准教授  神谷 大介
    講演題目:「地方中小河川における水害時避難の課題と支援」 講演資料PDF

注)PDFにはパスワードがかかっておりますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください。

「土砂災害による被害を減らすために~熊本地震後の二次災害対応による教訓~」と題して、防災科学研究所の酒井直樹氏の講演会を開催
場所:山口大学工学部
日時:2018年7月13日

 災害発生時の研究所の活動や最先端の防災システムについてご講演いただきました。先日の大阪北部地震で初めて取り組まれたISUTや、平成26年熊本地震後の取り組みについてご講演いただき、防災学について大変勉強になる講演会となりました。

「Web情報サービスのデータ特性を利活用した情報分析・共有システムの研究開発」と題して、本学知能情報工学科の王先生の講演会を開催
場所:山口大学工学部
日時:2018年6月19日

 災害や教育支援など、様々な場面でWebデータを利活用する研究について、具体的なシュミレーションを交えてご講演頂きました。 大規模なデータ管理とそれらを利活用する技術の必要性についてご講演いただき、大変勉強になる講演会となりました。

「百閒川築造の歴史と平成の改修」と題して、岡山大学・前野詩朗教授の講演会を開催
場所:山口大学工学部
日時:2018年5月15日

 河川工学の授業の一環として、岡山県・旭川から洪水で溢れ出る水を放流するため、人工の放水路である百閒川の築造の歴史から現在の改修についてご講演頂きました。 百閒川の歴史的な役割から現在行われている百閒川分流部の改修や百閒川河口水門の増築についてご講演頂き、大変勉強になる講演会となりました。

報告会「平成29年7月九州北部豪雨災害調査報告会」
場所:山口大学工学部
日時:2018年4月5日

 平成30年4月5日(木)に山口大学工部 D11 講義室 において,平成29年7月5日の九州北部豪雨災害に関する調査の最終報告会が開催され (主催:グローカル環境・防災研究会,後援:土木学会中国支部,山口大学応用衛星リモートセンシング研究センター),官公庁,民間,一般,大学,学生ら154名が参加しました. 最終報告会では,水工学,地盤工学,農学,土木計画学など幅広い分野から,以下のような調査・研究報告がなされました.

  1. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 山本 晴彦
    講演題目:「2017年7月5日に発生した九州北部豪雨の特徴と農業被害の概要」講演資料PDF
  2. 九州大学大学院工学研究院環境社会部門・教授 矢野 真一郎
    講演題目:「九州北部豪雨における流木災害の実態と流木発生要因の分析」講演資料PDF
  3. 東京工業大学環境・社会理工学院・准教授 笠間 清伸
    講演題目:「崩壊斜面の形状分析と深層風化斜面の物理特性」講演資料PDF
  4. 山口大学大学院創成科学研究科・教授 鈴木 素之
    講演題目:「土砂災害の特徴・発生傾向と⼟砂災害発⽣履歴について」講演資料PDF
  5. 東京理科大学理工学部・教授 二瓶 泰雄
    講演題目:「H29年九州北部豪雨災害から見た豪雨及び水・土砂災害予測と避難行動の課題」講演資料PDF
  6. 琉球大学工学部・准教授 神谷 大介
    講演題目:「被災経験・地域の備えとその支援」講演資料PDF

注)PDFにはパスワードがかかっておりますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください。

シンポジウム「河川・湖沼における水草管理の最前線と今後の課題」
場所:広島YMCA本館 国際文化ホール
日時:2017年12月15日

 12月15日(金)に広島YMCA本館国際文化ホールにおいて、「河川・湖沼における水草管理の最前線と今後の課題」と題したシンポジウムが開催され、官公庁、民間、大学から87名が参加しました。 シンポジウムでは、以下のような講演と総合討議がなされました。

  1. 道中貢 事務所長(国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所)
    講演題目:「江の川上流域におけるオオカナダモの繁茂の現状」講演資料PDF
  2. 河原能久 教授(広島大学大学院工学研究科)
    講演題目:「灰塚ダム下流におけるオオカナダモの繁茂と流失」講演資料PDF
  3. 浅枝隆 教授(埼玉大学大学院理工学研究科)
    講演題目:「水草の次世代型健康診断法と管理への応用」講演資料PDF
  4. 神門利之 調整監(島根県環境生活部政策課宍道湖・中海対策推進室)
    講演題目:「宍道湖における水草等の繁茂の現状と課題」講演資料PDF
  5. 原口展子 特任助教(島根大学エスチュアリー研究センター)
    講演題目:「宍道湖に大量繁茂するシオグサ類と水草の生理・生態学的研究」講演資料PDF

注)講演資料は講演者のご厚意で公開させてもらっております。資料内のデータの転用は固くお断りさせていただきます。どうしても使用したい場合はサイト管理者までご連絡ください。

「自然資本を活かすためのフレームワーク~グリーンインフラ、Eco-DRR、生物多様性戦略~」と題して、徳島大学・鎌田磨人教授の講演会を開催
場所:山口大学工学部
日時:2017年11月20日

 近年注目さているグリーンインフラ、Eco-DRRについて具体的な事例を交えてご講演頂きました。また、鎌田教授が徳島県で実践されてる地域を巻き込んだ生物多様性地域戦略についてもご講演頂きました。 行政やNPOとの連携は本研究会の目指すところであり、大変参考になる講演会となりました。

山口大学医学部保健学科の先生方との意見交換会を開催
場所:山口大学工学部
日時:2017年8月8日

 山口大学医学部保健学科の 藤村一美先生、磯村聰子先生と琉球大学工学部の神谷大介先生をお招きして、社会建設工学科の6名の教員と「地域看護と工学系の防災・減災の連携」について意見交換会を実施しました。 お互い共通の課題を抱えていることも明らかとなり、大変有意義な打ち合わせになりました。

速報会「九州北部豪雨災害調査の速報会」を開催
場所:山口大学工学部
日時:2017年7月21日

 本年7月5日の九州北部豪雨災害に対し、7月21日(金)に山口大学工部D11講義室において、調査速報会が開催され(主催:グローカル環境・防災研究会、共催:応用衛星リモートセンシングセンター)、 官公庁、民間、一般、大学、学生ら171名が参加しました。速報会では、水工学、地盤工学、構造工学とともに、宇宙利用工学など幅広い分野から、以下のような調査・研究報告がなされました。 PDFにはパスワードがかかっておりますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください。

  1. 九州北部豪雨の降雨特性および赤谷川下流域被災状況 朝位孝二 教授(社会建設工学科)講演資料PDF
  2. 平成29年7月九州北部豪雨における斜面災害ついて(速報) 鈴木素之 教授(社会建設工学科)講演資料PDF
  3. ALOS-2による九州北部豪雨災害の緊急観測 長井正彦 准教授 講演資料PDF
    (応用衛星リモートセンシグ研究センター・副センター長、循環環境工学科)
  4. 平成29年7月九州北部豪雨における鉄橋倒壊のメカニズム関す考察 渡邊学歩 准教授(社会建設工学科)講演資料PDF
  5. 九州北部豪災害の先遣調査概要と今後の展開 赤松良久 准教授(社会建設工学科)講演資料PDF

当日は、多数のテレビ、新聞の取材もあり、このたびの災害はもちろん、最近頻発する同様の災害に関する社会の関心の高さがうかがわれました。 同研究会では、今後もさらなる調査・研究を進め、最終報告会を実施する予定です。

「変動地形学的アプローチによる震源断層の推定」と題して、教育学部の楮原京子先生の講演会を実施
場所:山口大学工学部
日時:2017年5月18日

 震源断層の推定に関する新たなアプローチについてご紹介いただくとともに、2016年熊本地震の地震断層の調査結果についてもご紹介頂きました。 スライドはこちらにて公開しております。パスワードがかかっておりますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください。

講演会「UAVを用いた河川環境モニタリングの最前線」を開催
場所:山口大学工学部
日時:2017年4月14日

 2017年4月14日に工学部D11講義室においてグローカル環境・防災研究会主催の講演会「UAVを用いた河川環境モニタリングの最前線」を開催しました。 大学、民間の4名の講師によって、UAVを用いた最新のモニタリング技術や適用結果が紹介されました。また、各種UAVの展示も行われ、多くの方に興味を持っていただきました。なお、大学・行政、企業から合計100名以上の参加者がありました。

  1. 芝浦工業大学工学部土木工学科 教授 宮本仁志
    講演題目:「UAV計測による洪水インパクトが鬼怒川の河道植生に与えた影響評価」講演資料PDF
  2. 山口大学大学院創成科学研究科 助教 神野有生
    講演題目:「浅水帯のUAV写真測量のための水面反射軽減技術」講演資料PDF
  3. ルーチェサーチ株式会社 代表取締役 渡辺豊
    講演題目:「UAVレーザーを用いた河川物理環境調査」講演資料PDF
  4. 京都学園大学バイオ環境学部バイオ環境デザイン学科 准教授 丹羽英之
    講演題目:「河川環境調査におけるUAVの活用-河川植生の評価と面的な環境要因の取得-」講演資料PDF

注)講演資料は講演者のご厚意で公開させてもらっております。資料内のデータの転用は固くお断りさせていただきます。どうしても使用したい場合はサイト管理者までご連絡ください。

「宇宙利用工学に関する研究紹介」と題して、本学循環環境工学科の長井正彦先生の講演会を実施
場所:山口大学工学部
日時:2016年2月2日

 リモートセンシングを利用した災害時の被災状況の把握に関する最新の取り組みや、GPSビッグデータから人や物の動きを把握する試みなど、 これから大きく進展していく宇宙利用工学に関わる大変興味深い講演でした。スライドはこちらにて公開しております。パスワードがかかっておりますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください。

河川堤防の最近の研究動向」と題して、森啓年先生の講演会を実施
場所:山口大学工学部
日時:2016年12月15日

 近年の鬼怒川の決壊や熊本地震による河川堤防の被災状況にかかわる現地調査の話から、堤防の決壊のメカニズムまで幅広い話題で、大変興味深い講演となりました。 一部のみこちらにて公開しております。パスワードがかかっておりますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください。

山口大学ホームカミングデーの工学部ブースにてドローンのデモフライトを実施
場所:山口大学
日時:2016年10月29日

 山口大学ホームカミングデーの工学部ブースにてドローンのデモフライトを実施しました。山口大学工学部社会建設工学科赤松研の後藤研究員が操縦を担当し、 参加者にはドローンからの画像を大型ディスプレイやヘッドマウントディスプレイを通してみてもらいました。また、社会建設工学科で行っているドローン関連の研究をポスターで紹介しました。ポスターはこちら

防災・環境分野におけるUAV活用の現状と将来
場所:山口大学工学部
日時:2016年7月30日 13:00~17:20

  1. 福岡大学工学部 社会デザイン工学科 助教 伊豫岡宏樹
    講演題目:「UAVによる干潟・河口域のモニタリング」講演資料PDF
  2. コアテックジャパン 代表取締役 池田隆志(山口県産業ドローン協会会長)
    講演題目:「UAVにおける災害調査報告と他分野におけるこれからの異業種間交流での取り組み」
  3. 山口大学大学院創成科学研究科 助教 神野有生
    講演題目:「UAVを用いた水面下の写真測量:佐波川での検証例と今後の展開」講演資料PDF
  4. ルーチェサーチ株式会社 代表取締役 渡辺豊
    講演題目:「小型無人機(UAV)の現状と今後の可能性」講演資料PDF

注)講演資料は講演者のご厚意で公開させてもらっております。資料内のデータの転用は固くお断りさせていただきます。どうしても使用したい場合はサイト管理者までご連絡ください。